あなたは、現在分詞と過去分詞の違いや見分け方をきちんと理解できていますか?


disappointed people ? それとも disappointing people ?


interested book ? それとも interesting book ?


どちらが正解かわかりますか?


現在分詞か過去分詞かを問う選択問題は、受験や定期テストだけでなくTOEICでも頻繁に出題されます。


試験で狙われやすい箇所だということは、分詞がそれだけ多くの英語学習者にとってつまづきやすい苦手なパートだということです。

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これまで多くの生徒さん達に英語を指導してきましたが、分詞問題をなんとなく勘で解いている生徒さんが本当に多いんです!


ここでは、現在分詞と過去分詞の違いをわかりやすく解説し、2つの分詞を誰でも瞬時に判別できるようにマスターしていきます!

\ この記事はこんな方向け /

  • TOEIC PART5で頻出の「分詞問題」の特徴や頻出問題、攻略法を知りたい
  • 分詞の特徴や解き方を知り、現在分詞と過去分詞を瞬時で見分けられるようになりたい
  • TOEIC PART5の文法問題を最速で正確に解き、点数を稼げるようになりたい
  • 主に、TOEIC500~600点を目標としている英語学習初心者向け

【TOEICで頻出!】分詞とは何? 分詞の役割や働きとは?



分詞とは、形容詞の役割をもつように動詞が変化したもののことを言います。


つまり、動詞が形容詞の代わりとなって、現在分詞や過去分詞という形に変化し、名詞を修飾するもの。これが分詞です。


形容詞は名詞を修飾すると、前回の 形容詞・副詞の記事で解説しましたよね。

【TOEIC Part5 品詞問題】形容詞と副詞を瞬時で見分ける12の攻略法



例えば、

(ex)「難しい問題 (difficult problem)」の場合

「難しい (difficult)」という形容詞が「問題(problem)」という名詞を修飾します。


分詞も形容詞と同じように、名詞を修飾します。



(ex) 泣いている赤ちゃん (the crying baby)の場合

「泣いている(crying)」という現在分詞が、「赤ちゃん(baby)」という名詞を修飾しています。


(ex) 書かれた手紙(the written letter) の場合

「書かれた(written)」という過去分詞が、「手紙(letter)」という名詞を修飾しています。


分詞の基本形:「~される・された」は-ed形(過去分詞)、「~する・している」は-ing形(現在分詞)



分詞には「~する・している」という能動の意味を持つ「現在分詞」と、「〜される・された」という受動(受け身)の意味を持つ「過去分詞」の2種類があります。



●「〜する・している」= 現在分詞 (〜ing) : 能動の形

●「〜される・された」= 過去分詞 (〜ed) : 受動の形 
(※過去分詞の形は全てが ~ed形というわけではありません。先ほどの written のように不規則動詞の場合もあるので注意して下さい!)



現在分詞か過去分詞かを瞬時に判別する方法



現在分詞か過去分詞かどちらを使えばよいかを判別するには、分詞によって修飾されている名詞を「主語」にして考えるという方法があります。


例えば…

a (crying / cried) baby という問題の場合


現在分詞か過去分詞、どちらかを判別するには、分詞によって修飾されている名詞「baby(赤ちゃん)」を主語にして考えてみればわかりやすいです。


A baby is (crying / cried).


赤ちゃんは「(誰かによって)泣かれる」のではなく、赤ちゃんは泣いている」わけなので、能動の意味を持つ現在分詞形crying が正解となるわけです。


a (breaking / broken) dish という問題の場合


現在分詞か過去分詞、どちらかを判別するには、分詞によって修飾されている名詞「dish (お皿)」を主語にして考えてみればわかりやすいです。


A dish is (breaking / broken).


お皿は「(何かを)割っている」のではなく、お皿は(誰かによって) 割られる」ものだから、受け身の意味を持つ過去分詞形broken が正解となるわけです。


現在分詞か過去分詞、どちらが正解か迷った場合、このように名詞を主語にして考えてみると、名詞と分詞の関係が「受け身」なのか「能動」なのかが瞬時に判別できます。


分詞の位置の変化に注意!



先ほどの「a crying baby(泣いている赤ちゃん)」や「a broken dish(割れたお皿)」は、冠詞( a / an / the )+分詞+名詞という語順で、分詞が名詞の前に来ていましたね。


しかし、やっかいなことに 分詞を含めて2語以上が名詞を修飾する場合、分詞の位置が変わります。

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ここが多くの英語学習者がつまづくところです‼


じっくり解説していきますね。

<分詞+名詞>の語順パターン



分詞1語のみが名詞を修飾する場合 ⇒ 名詞の前に分詞
冠詞(a / an/ the) +分詞名詞

(ex) a crying baby (泣いている赤ちゃん)

(ex) the arriving guests (到着する客)

(ex) a broken dish (割られたお皿 ⇒ 割れたお皿)

(ex) the required documents (必要とされる書類 ⇒ 必要書類)


上記のように、分詞1語だけが名詞を修飾する場合は、名詞の前に分詞が来ます。


しかし、分詞の後にさらにその分詞を修飾する語句が伴う場合、分詞の位置が変わるので要注意です!!


<名詞+分詞>の語順パターン



分詞を含めて2語以上が名詞を修飾する場合 ⇒ 名詞の後ろに分詞
冠詞(a / an / the)+名詞分詞+分詞を修飾する語句

(ex) a baby crying on the bed (ベッドで泣いている赤ちゃん)

(ex) the guests arriving at the hotel (ホテルに到着する客)

(ex) a dish broken by Tom (トムによって割られたお皿)

(ex) the documents required for your application (申し込みの際に必要とされる書類)


上記のように、分詞を含めて2語以上が名詞を修飾する場合、名詞の後ろに<分詞+分詞を修飾する語句>が来ます。

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“a crying baby on the bed” や “a broken dish by Tom” は英語学習者がよくやる典型的な間違い!


受け身の意味を持つ「感情を表す動詞」からできた分詞に注意!



「disappoint (~をがっかりさせる)」「excite (~を興奮させる・わくわくさせる)」「interest (~に興味を持たせる)」といった、もともとの意味が「~させる」という受け身の意味を持つ「感情を表す動詞」が分詞となる場合、~ing形 か ~ed形 か混同してしまわないように注意しましょう。


元々の意味が「~させる」という受け身の意味を持つ動詞からできている分詞は...


主体が人の場合:「~ed形(過去分詞)」⇒ 主体(人)が ~させられる

主体がモノの場合:「~ing形(現在分詞)」⇒ 主体(モノ)が〔人を〕~させる


というふうに覚えておいて下さい。


例えば...

disappoint は 「~をがっかりさせる」という意味ですが...

「がっかりした人々」と英語で言う場合



disappointed people

disappointing people


あなたはどちらだと思いますか?


disappoint と people の自然な意味関係は「人々」が「がっかりさせられている」となるので、過去分詞で名詞 people を修飾します。


正解は disappointed people です!


では、次の問題

「残念な結果」と英語で言う場合



disappointed result

disappointing result


あなたはどちらだと思いますか?


disappoint と result の意味関係は、「結果」が「(人を)がっかりさせる」となるので、現在分詞で名詞 result を修飾します。


正解は disappointing result です!


他の例も見てみましょう。
下線の名詞と分詞の意味関係を考えると、現在分詞か過去分詞かが瞬時に判別できるようになります。



● The audience got excited at the game.
(観衆はその試合に興奮した)

● It was an exciting game.
(ワクワクさせられる試合だった)

● I read an interesting article.
(私は面白い記事を読んだ)

● I talked to the students interested in studying abroad.
(私は海外留学に興味がある生徒たちと話をした)



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ここでつまづく英語学習者がすごく多いです!しっかりと基本ルールを理解しましょう!

TOEICで頻出!「~させる」という受け身の意味を持つ感情動詞一覧



「~させる」という受け身の意味を持つ感情を表す動詞は、他にも数多く存在します。

このパターンの代表的な動詞を一覧にしてみましたので、参考にして下さい


動詞 意味
  delight / please   ~を喜ばせる
  surprise / amaze / astonish   ~を驚かせる
  impress / move   ~を感動させる
  satisfy   ~を満足させる
  disappoint   ~をがっかり[失望]させる
  tire   ~を疲れさせる
  interest   ~に興味を持たせる
  excite   ~を興奮[ワクワク]させる
  thrill   ~をゾクゾクさせる
  worry   ~を心配させる
  bore   ~を退屈させる
  confuse   ~を混乱させる
  embarrass   ~に恥ずかしい思いをさせる
  irritate / frustrate   ~をイライラさせる
  relieve   ~を安心させる・ホッとさせる

 

【TOEIC文法】現在分詞と過去分詞を完全マスターまとめ


TOEIC Part5頻出の分詞について詳しく解説しました。


まとめてみると・・・


● 分詞とは、動詞が形容詞の代わりとなって、現在分詞や過去分詞という形に変化し、名詞を修飾するもの

● 分詞の基本形は、「~される・された」は-ed形(過去分詞)、「~する・している」は-ing形(現在分詞)

分詞によって修飾されている名詞を主語にしてみると、現在分詞か過去分詞かを瞬時に判別できる

分詞1語のみが名詞を修飾する場合 ⇒ 名詞の前に分詞

分詞を含めて2語以上が名詞を修飾する場合 ⇒ 名詞の後ろに分詞

● 受け身の意味を持つ「感情を表す動詞」からできた分詞は...

🌟 主体が人の場合:「~ed形(過去分詞)」⇒ 主体(人)が ~させられる

🌟 主体がモノの場合:「~ing形(現在分詞)」⇒ 主体(モノ)が〔人を〕~させる


🌟もっと実践的にTOEIC対策をしたい方は、こちらの記事も参考にして下さい。

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