分詞構文の意味・作り方・解き方


分詞構文は、英語学習者が苦手とする英文法の単元の1つです。


特に、英文法が苦手な英語学習者は、分詞構文をなんとなく感覚で解いていてきちんと理解できていない人が多いのも事実です。


そんなあなたのために、本記事では学校の定期試験や大学入試、TOEICでも出題される分詞構文問題を確実に解けるように、10の例文の頻出のパターンとともに解き方をわかりやすく丁寧に解説していきます!


\ この記事はこんな方向け /

  • TOEICや定期試験、大学入試で頻出の「分詞構文問題」の頻出パターンや、解き方の攻略法を知りたい
  • 分詞構文の意味・作り方・解き方を理解し、分詞構文の問題が確実に解けるようになりたい
  • TOEIC PART5の文法問題を最速で正確に解き、点数を稼げるようになりたい
  • 主に、TOEIC500~600点を目標としている英語学習初心者向け


TOEICで頻出!分詞構文とは?⇒ 分詞を使った構文!



分詞構文とは、分詞(現在分詞や過去分詞)を使って副詞的に文の情報を補足している構文のことで、接続詞+S(主語)+V(動詞)~の形の副詞節を、現在分詞(-ing形) や 過去分詞(-ed形) を使ってコンパクトにした省略表現のことを言います。


🌟 現在分詞と過去分詞について大まかに説明すると以下の通りです。


●「〜する・している」= 現在分詞 (〜ing) : 能動の形

●「〜される・された」= 過去分詞 (〜ed) : 受動の形 
(※過去分詞の形は全てが ~ed形というわけではありません。write の過去分詞形 written などのように不規則動詞の場合もあるので注意して下さい!)



「現在分詞・過去分詞って何???まだよくわからない!」と思った方は、こちらの記事でまずは「分詞」についての基本を理解してくださいね。


【TOEIC 文法】意外と簡単!現在分詞と過去分詞を完全マスター!



分詞構文の文は、接続詞を含んだ文から接続詞を消し、元々接続詞がついていたほうの節(副詞節)の主語と主節の主語が一致している場合、副詞節の主語を省略し、その後に続くV(動詞)に-ing形を付けることで表すことができます。


接続詞S(主語) + V(動詞) + ~,  S’ + V’ + ・・・

➡  V-ing + ~,  S’ + V’ + ・・・



分詞構文の作り方は後ほど例文とともに詳しく解説していきますね。


分詞構文の6パターンの意味



● 時: ~するとき (when, while)
● 原因・理由: ~なので・~だから (because, as, since)
● 譲歩: ~するけれども (though, although)
● 条件: ~すれば (if)
● 付帯状況: ~しながら (-ing)
● 結果: …、そして~する (and)



分詞構文は上記のような意味で訳し、文頭・文中・文末のいずれかの位置に置くことができます。


分詞構文の基本的な作り方(書き換え方)をマスター!




(A) Because he had no money, he couldn’t go to the movies with his friends.
(彼はお金を持っていなかったので、友人と映画を見に行けなかった)



この例文を分詞構文に書き換える場合、以下のステップで書き換えてみましょう。



接続詞を消す
➡ 例文の場合、Because


元々接続詞がついていたほうの節(副詞節)の主語と 主節の主語が一致している場合副詞節の主語を消す
➡ 例文の場合、he が一致しているので副詞節の主語 he を消す

③ その後に続く動詞を-ing形にする
➡ 例文の場合、had ⇒ Having
(* 動詞がis, am, are, was, were のbe動詞の場合、beingの形に変換すること!)



この手順で書き換えられた分詞構文は以下の通りです。



<分詞構文>
(B) Having no money, he couldn’t go to the movies with his friends.



10のTOEIC出題パターンを理解し、分詞構文問題の解き方をマスターしよう!



先ほど、分詞構文の文への書き換え方法(作り方)をお伝えしましたが、これを理解したところで残念ながらTOEICではこのような問題は一切でません。


では、実際TOEICではどういった分詞構文の問題がでるのか?これから出題パターン別に解き方を解説していきます!


パターン1:主節も副詞節も、どちらも時制が同じ場合



【主節が過去形、副詞節も過去形の場合】


(ex) (________) a bad cold, I could not attend the important meeting.

(A) Had
(B) Having
(C) Has
(D) Have



この問題の場合、意味上の主語(=副詞節の主語)は 主節の主語と同じ”I”なので省略されています。

主語の”I”と動詞の”have”は、「私=(風邪を)ひいている」という能動の関係になることから、正解は 現在分詞の (B) Having です。

「私はひどい風邪をひいていた」「重要な会議に出席できなかった」の2つの文をつなげると、「私はひどい風邪をひいていたので、重要な会議に出席できなかった」という意味になり、省略されている接続詞は理由を表す”Because(= As/Since)” ということになります。

もとの文は、”Because I had a bad cold, I couldn’t attend the important meeting.”

(C)(D)は接続詞と主語が必要になる上に、時制も一致しないので不可。


🌟 ポイント:副詞節の動詞が主節の動詞と同じ時制なら(過去形だけでなく、現在形でも)、”~ing”で始まる分詞構文にする!


ちなみに、副詞節も主節も、どちらも現在形の場合はこちら↓


【主節が現在形、副詞節も現在形の場合】


(ex) Though I admit what you say, I still think you are wrong.

Admitting what you say, I still think you are wrong.
(あなたの言うことは認めるけれども、それでもあなたは間違っていると思う)



にゃんちゅー2号にゃんちゅー2号

動詞に-ing形をつけただけの分詞構文を「単純形の分詞構文」と呼びます。


では、副詞節の時制と主節の時制が異なる場合はどうなるのでしょうか?

パターン2:完了形の分詞構文①<主節が過去形、副詞節が過去完了形の場合> 




(ex) (________) the novel before, I already knew the ending of the movie.

(A) Having been read
(B) Have read
(C) Having read
(D) Read



この問題の場合、意味上の主語は主節の主語”I”と同じなので省略されています。主節の動詞(knew)は過去形となっています。


「私は以前その小説(原作)を読んだ」と「私はすでに映画の結末を知っていた」の文をつなぎ合わせると、「私は以前原作を読んだので、すでに映画の結末を知っていた」という意味になり、省略されている接続詞は理由を表す”Because(=As/Since)” ということになります


ここで注意してほしいところは、「原作を読んだ」という副詞節の時制は、「映画の結末を知っていた」という主節の過去の時制よりもさらに前(=過去)のことを言っているので、時制のずれが発生しています。


主節の動詞が過去形(この場合、knew)の場合、主節の時制よりも さらに「前(=過去)」のことを表すには「過去完了形(had+過去分詞形)」(この場合、had read)を使うので、元の文は “Because I had read the novel before, I already knew the ending of the movie.” となります。


主節と副詞節の時制が異なる文を分詞構文で表す場合、完了形の分詞構文(Having+過去分詞形)を使います。


この接続詞の文を分詞構文の文にすると、”Having read the novel before, I already knew the ending of the movie.” となるので、正解は (C) Having read です!


🌟 ポイント:過去形の主節と過去完了形の副詞節の時制のずれた文を分詞構文で表す場合、完了形の分詞構文<having+過去分詞形>にする!

 

パターン3:完了形の分詞構文②<主節が現在形、副詞節が現在完了形の場合> 



主節の動詞が過去形の場合、主節の時制よりもさらに「前(=過去)」を表すには、過去完了形(had+過去分詞形)を使い、過去形の主節と過去完了形の副詞節の時制のずれた文を分詞構文で表す場合、完了形の分詞構文<having+過去分詞形>の形にすると解説しました。


では、以下の問題の場合はどうでしょうか?


【主節が現在形、副詞節が現在完了形の場合】


(ex) (________) in America for seven years, he can speak English well.

(A) Having been lived
(B) Living
(C) Having lived
(D) Being lived



この問題の場合、意味上の主語は主節の主語と同じなので、”he”が省略されています。主節の動詞(can speak)は現在形となっています。


he(彼)とlive(住む)の意味関係を考えると、「彼=住んでいる」という能動の意味になるので、受動態(be動詞+過去分詞形)の選択肢である(A)と(D)は消します。


for seven years(7年間)という継続の意味から、ここでは現在完了(have+過去分詞)が使われていると判断し、正解は(C) Having lived が正解となります。


もとの文:Because he has lived in America for seven years, he can speak English well.
(彼は7年間アメリカに住んでいるので、英語を上手に話すことができる)


🌟 ポイント:現在形の主節と現在完了形の副詞節の時制のずれた文を分詞構文で表す場合も、完了形の分詞構文<having+過去分詞形>にする!


ちなみに、副詞節が過去形、主節が現在形の場合でも、時制のずれが発生しているため、完了形の分詞構文を使います!!


【主節が現在形、副詞節が過去形の場合】


(ex) As I studied for the exam until 3 am last night, I am so sleepy now.

Having studied for the exam until 3 am last night, I am so sleepy now.
(昨晩は深夜3時まで試験勉強していたので、私は今とても眠い)



🌟 ポイント:副詞節が主節の動詞よりも「前(=過去)」の時制の場合、完了形の分詞構文<Having+過去分詞形>を選べ!


パターン4:受動態(受け身)を含む分詞構文




(ex) (________) on the top of the mountain, the hotel commands a beautiful view of the lake.

(A) Building
(B) Having built
(C) Build
(D) Built


この問題の場合、意味上の主語は主節の主語と同じなので、”The hotel(=It)”が省略されています。


Hotel(ホテル)とbuild(〜を建てる)の意味関係を考えると、「ホテル=建てられている」という受け身の意味になるので、受動態(be動詞+過去分詞形)の選択肢を選ばなければなりません。


受動態の選択肢は、直前にBeingが省略された、buildの過去分詞形の(D)Built しかないので、正解は(D) Built です!


元の文:Because it is built on the top of the mountain, the hotel commands a beautiful view of the lake.
(そのホテルは山の頂上に建てられているので、湖の美しい眺めが得られる)


受動態を含む文の分詞構文の作り方

接続詞を消す
② 副詞節の主語と主節の主語が一致している場合、副詞節の主語を消す
③ その後のbe動詞(is, am, are, was, were) を beingの形に変換
being + 過去分詞形> の being は省略可能なので、その後に続く過去分詞形が文頭に来る


先ほどの接続詞の文を書き換えると、次のようになります。


(Being) Built on the top of the mountain, the hotel commands a beautiful view of the lake.



にゃんちゅー2号にゃんちゅー2号

受動態の分詞構文の文は、Being が省略され、過去分詞形が文頭に来ているパターンがほとんどです!
そして、受動態の分詞構文はTOEIC 文法問題でも頻出です!!



パターン5:否定の分詞構文





(ex) (________) what to do, I asked for his advice.

(A) Not being known
(B) Known
(C) Not knowing
(D) Knowing



この問題の場合、意味上の主語は主節の主語と同じなので、”I”が省略されています。


選択肢には、時制のずれを表す 完了形<Having+過去分詞形> がないことから、主節と副詞節の時制は同じ過去形だとここで判断できます。


また、空欄の動詞の後には目的語であるwhat to do(何をするべきか)が続いています。


I (私)と Know (〜を知っている) の意味関係を考えると、「私=(~を)知っている」という能動の意味になるので、受動態(be動詞+過去分詞形)の選択肢を除外しなければなりません。


この選択肢の中で受動態を含むものは、否定語+受動態の (A)と、直前にBeingが省略された know の過去分詞形の(B)。


(A)、(B) ともに受動態であり、後ろに目的語が続かないので除外します。


あとは主節と結びつくような自然な意味になるのが (C)、(D)のどちらになるのかを考えれば正解にたどりつけます。


主節の「私は彼の忠告を求めた」につながるのは、

(C)「(どうすべきか) わからなかったので」
(D)「(どうすべきか) わかっていたので」

どちらがより自然な意味になるのかを考えると、(C)が正解だとわかります。


もとの文:As I didn’t know what to do, I asked for his advice.
(私はどうすべきかかわからなかったので、彼の忠告を求めた)


否定語を含む文の分詞構文の作り方

接続詞を消す
② 副詞節の主語と主節の主語が一致している場合、副詞節の主語を消す
③ 一般動詞の文の場合、do, does, did などの助動詞も消す
否定語(Not, Never)を文頭に置く
⑤ その後に続く動詞を -ing形にする (Be動詞の場合は、being)


先ほどの接続詞の文を書き換えると、次のようになります。


Not knowing what to do, I asked for his advice.


にゃんちゅー2号にゃんちゅー2号

「~ないので(なかったので)」という意味の否定の分詞構文は、TOEICでよく出題されるパターンです!!


パターン6:主語が異なる「独立分詞構文」


独立分詞構文とは、主節と異なる主語が使われる分詞構文のことです。


通常の分詞構文は、主節の主語と意味上の主語(分詞構文の主語)が一致しているので副詞節の主語は省略しますが、独立分詞構文は、主節の主語と意味上の主語が異なるので、意味上の主語を残したまま分詞構文を作ります。



(ex) There (_________) no train, I had to walk home.

(A) doing
(B) being
(C) having
(D) taking



この問題の場合、主節の主語は “I”で、文頭を見ると”There”が使われているので、この文では “There is ~構文“が使われているのがわかります。


また、2つの文をつなぐ接続詞がないことや、選択肢に-ing形が並んでいることから、この文は分詞構文だと判断できます。


There is ~構文の形式上の主語は “There”で、be動詞以下(ここでは”no train”)が意味上の主語となります。


主節の主語”I”とは異なる主語が使われているので、これは「独立分詞構文」の文だとわかります。


“There”の後はbe動詞が来るので、正解はbe動詞の-ing形の(B) being です!!


もとの文:Since there was no train, I had to walk home.
(電車がなかったので、私は歩いて家に帰らなければならなかった)


独立分詞構文の作り方

接続詞を消す
主語を残す(主節の主語と意味上の主語が異なるため)
※ There is ~構文の場合、”There“を残す!
③ その後に続く動詞を-ing形にする (be動詞の場合、being にする!)


先ほどの接続詞の文を書き換えると、次のようになります。


There being no train, I had to walk home.


🌟 その他の独立分詞構文も例文とともにご紹介します。

Other things being equal, I think an optimistic person is superior to a pessimistic person as a teacher.
(他の条件が同じであれば、楽観的な人のほうが悲観的な人の方よりも教師として優れている)

All things (being) considered, we cannot say that it is wrong.
(あらゆることを考慮すれば、私たちはそれが間違っているとは言えない)
※しばしばbeingは省略されます!


パターン7:独立分詞構文の慣用表現


独立分詞構文ではあるものの、主語が省略されてしまっている分詞構文の慣用表現もあります。


よく出題される慣用表現をご紹介します。


 ● strictly speaking  厳密に言うと
 ● frankly speaking  率直に言えば
 ● relatively speaking  相対的に言って
 ● generally speaking  一般的に言って
 ● Given/Considering ~  ~を考慮すると
 ● judging from ~  ~から判断すると
 ● weather permitting  天気が良ければ
 ● time permitting  時間が許せば
 ● speaking of ~  ~と言えば
 ● compared with ~  ~と比較されると


パターン8:付帯状況with


~しながら・・・する」といったように、異なる動作が同時に起こっていることを表す場合、付帯状況を表す分詞構文withを使います。


付帯状況の形はwith+O(名詞)+C(分詞)で表します。


Oには動作の主語、Cには現在分詞か過去分詞が入ります。



(ex) The man was sitting on the chair with his arms (_________).

(A) folded
(B) folding
(C) to fold
(D) fold


この例文では、with + 名詞(この文の場合、his arms) + (空欄) が来ているので、「~しながら」という意味の付帯状況の文であると推測できます。


よって、この空欄には現在分詞か過去分詞が入ることがわかるので、過去分詞の(A)か、現在分詞の(B)のどちらかが正解になります。


分詞が入る空欄の直前には、O(名詞)である”his arms(彼の両腕)”が来ているので、動作の主語は”his arms”です。


his arms と fold「~を折りたたむ、畳む」の意味関係を考えると、「彼の両腕が(何かを)畳んでいる」のではなく、彼の両腕が折りたたまれる(=彼の両腕が組まれている)ので、受け身の意味を持つ過去分詞形の (A) folded が正解となります!


和訳:その男性は腕を組んで椅子に座っていた。



<付帯状況withとは・・・>

● with + O + 現在分詞Oが~している状態で
● with + O + 過去分詞Oが~された状態で



🌟 他にも以下のような付帯状況もあります。例文を見てみましょう!


● The woman was sitting on the sofa with her legs crossed.
(女性は足を組んでソファーに座っていた)

● He lay on the bed with his eyes closed.
(彼は目を閉じたままベッドに横になった)

● The taxi was waiting with the engine running.
(タクシーがエンジンをかけたまま(=かかっている状態で)待っていた)


にゃんちゅー2号にゃんちゅー2号

付帯状況を表す分詞構文はTOEICでもよく出るので、基礎をしっかり理解しましょう!



パターン9:文中に分詞構文



分詞構文は上記で出てきた例文のように、文頭に来ることが多いのですが、文中にも挿入されることがあります。


文中の分詞構文は、主語を追加で補足説明するときに使われ、「主語+,(カンマ)+【分詞構文】+,(カンマ) + 動詞+~(その他)」の語順となります。


他の要素と区別するために、前後にカンマを入れるのがこの文中の分詞構文の特徴です。



(ex) Mary, (_________) at the news, couldn’t speak a word.

(A) shock
(B) to shock
(C) shocking
(D) shocked



この例文の場合、”Mary(メアリー)”が主語、speak(話す)が動詞です。


この例文には接続詞がないため、主語と動詞が1つずつしかありません。


このことから、この文は分詞構文の文であることが判断できます。


分詞構文の場合、空欄に入るのは 現在分詞である(C) shocking か、過去分詞である(D) shocked のどちらかになります。


Maryはショックを受けている(ショックを与えられている)のであり、(誰かに)ショックを与えているわけではありません。

よって、正解は(D) shocked です。

和訳:メアリーはその知らせにショックを受け、言葉が出なかった(一言も話せなかった)


🌟 文中の分詞構文のその他の例文はこちら・・・


● The CEOs, meeting in the conference room, agreed to launch the new business together.
(CEO達は会議室で会い、新しいビジネスを共に立ち上げることに同意した)


パターン10:文末に分詞構文



分詞構文は文頭・文中だけでなく、文末にも挿入されることがあります。


文末の分詞構文は、「主語+ 動詞 + ~(その他) + ,(カンマ)+【分詞構文】+・・・(その他)」の語順となります。



(ex) The earthquake hit Japan, (________) serious damage.

(A) cause
(B) causing
(C) to cause
(D) caused



文末の分詞構文の意味上の主語は、前文全体or前文の一部が原則となりますが、この例文の場合、主節の主語と同じ”The earthquake”が分詞構文の意味上の主語となります。(*「日本が(何かを)引き起こす」のは不自然なので、直前の名詞Japanは分詞構文の主語にはならない!)


earthquake(地震)と cause(~を引き起こす・もたらす)の意味関係は、「地震が引き起こされている」という受け身の意味ではなく「地震が(深刻なダメージを)引き起こしている」という能動の関係であるため、正解は現在分詞である (B) causing です!!


先ほどの例文を接続詞の文にしてみると・・・


The earthquake hit Japan, (and it caused) the serious damage.
(地震が日本を直撃し、深刻な被害をもたらした)



🌟 その他の文末の分詞構文の例文はこちら↓

● Mr. Smith was talking on the phone, looking over papers.
(スミスさんは書類に目を通しながら電話で話していた)


にゃんちゅー2号にゃんちゅー2号

文末の分詞構文には、① 連続:「~して、そして・・・する」と、② 同時:「~しながら・・・する」の2種類の訳し方ができます!



分詞構文は元の文(副詞節)に戻して考えてみよう!



分詞構文についてこれまで詳しく解説してきましたが、英文法が苦手な英語学習者の多くはいざ試験本番になると、分詞構文問題で現在分詞(-ing)を使うのか、過去分詞(-ed)を使うのかがわからなくなり、結局勘で解いてしまっていることが多いです。


分詞構文の問題で点数を稼ぎたいのであれば、分詞構文を元の文(副詞節)に戻して考えてみることが確実です。


以下が分詞構文を元の副詞節に戻す手順です!分詞構文の作り方(書き換え方)の逆をするだけなので、慣れてくればそこまで難しくありません!



分詞構文を元の文(副詞節)に戻す手順

接続詞を復活させる
② 主語が省略されている場合、副詞節の主語を復活させる(省略されているのは主節と同じ主語)
③ 現在分詞(-ing形)を動詞の形に戻す


では、実際に分詞構文の文から、元の副詞節の文に戻す練習をしてみましょう。


(ex) Having a bad cold, I could not attend the important meeting.

Because I had a bad cold, I couldn’t attend the important meeting.
(ひどい風邪をひいていたので、私はその重要会議に出席できなかった)


(ex) (Being) seen from a distance, the island looks like a star.

If it is seen from a distance, the island looks like a star.
(遠くから見られると、その島は星の形に見える)


分詞構文まとめ



定期試験や大学入試、TOEICでも出題される「分詞構文」について、意味や作り方、解き方などを10の例文パターンとともに詳しく解説しました。


接続詞から分詞構文の書き換え方法を解説している記事が多くありますが、それを覚えたところでTOEICではそのような問題は一切でません。


本記事では、TOEICで実際出題されそうな問題形式でパターン別に分詞構文を解説しましたので、どのように分詞構文問題を解くべきかがおわかりいただけたかと思います。


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